COLLECTORS 仙台店

19.06.08

ストライプの向き

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仙台パルコ本館7階 コレクターズです!
 
もうすぐ父の日ですね
父の日のプレゼントといえばネクタイが定番ですが今日はそのネクタイのお話です
 
ネクタイの定番柄といえば「ストライプ」ですね

ストライプの向き

このストライプの向きが右上がりと右下がりの2種類があることをご存知でしょうか?
 
実はこの右上がりも右下がりには歴史と意味があるのです
 
ネクタイの発祥はヨーロッパですが
このストライプはイギリスの軍隊が始まりです。
「レジメンタルストライプ」とも言われるのですが
意味は「連隊に属する。」
 
イギリスの軍旗をベースにデザインされており
陸軍や海軍ごとに決まったカラーリングのネクタイを締めていたと言われてます。
 
 

ストライプの向き

 
そしてこの発祥のレジメンタルストライプは右上がりでした。
 
そしてここまで載せてる画像は右下がりですが、
何故右下がりが出来たのか
これはアメリカが起源となります。
 
当時はアメリカでも右上がりのストライプが流行っていました。
しかしアメリカのクラシックスタイルの代表ブランドの一つブルックスブラザーズが
このレジメンタルストライプに目を付け
レジメンタルストライプの「リバース」モデルを販売しました。
これが右下がりのストライプ柄なわけですが
これがアメリカで大流行
 
 
今や
右上がりは英国式
右下がりはアメリカ式
と呼ばれるようになりました。
 
 
ひとつのブランドが起こしたムーブメントがそのまま歴史になり今尚残っているのです!
 
 

ストライプの向き

ちなみに当店で取り扱っている
「FAIRFAX」はアメリカの伝統的なスタイルをベースにデザインしたネクタイを作っているので
右下がりになります
 
これもまだ一説に過ぎずこの他にもスタイリングの関係が起源では?というのもありますが
それはまたいつかお話しましょう
 
ネクタイをプレゼントする際にお父さんにこの話をしてみてはいかがですか
よりカッコよくネクタイを使って頂けると思いますよ
 
 仙台パルコ本館7階 コレクターズ